インプラント

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”安全安心インプラント” 仙川デンタルケア式 6つのPOINT

歯科インプラント

従来のインプラント治療は、医師の経験やカンに頼る部分があり、それが少なからず事故の原因となっていました。しかし当院では、コンピューターシステムを用いた治療を行っています。「より安全に、より確実に」行う必要があるインプラント治療ですから、確かなデータと画像化された情報をもとに、理想的なオペレーションが行えます。

なぜ、仙川のみならず、つつじヶ丘や千歳烏山、調布市全体から患者さまがいらっしゃるのか、そのワケをご紹介いたします。

インプラントとは?

歯科治療で行われるインプラント治療はデンタルインプラントと呼び、抜歯した箇所に人工の歯根を埋め込んで修復させる方法になります。以前の治療方法では抜歯後は入れ歯かブリッジが一般的なものとなっていましたが、現在はインプラント治療をご希望の方も多くなり、治療技術も大変進歩してきています。患者様からインプラントと差し歯の違いについてご質問頂くことも多いのですが、その違いは歯根が残っているか否かによるものとなります。

抜歯をすると歯を支えている歯根も失うこととなります。インプラントでは人工の歯根を埋め込み、歯を支える部分から治療を行っていく方法です。差し歯は歯根が残っている箇所に対して行われる治療となりますので、抜歯をした箇所へは差し歯のみを補うことはありません。

①「日本口腔外科学会認定 専門医」が執刀します

日本口腔外科学会認定 専門医

インプラントは外科処置をともなうオペが必要になりますので、執刀医のレベルが非常に重要です。仙川デンタルケアでは、日本トップの歯科口腔外のグループである日本口腔外科学会の認定専門医(外科のスペシャリスト)がインプラントオペを担当いたします。これまで数百、数千のオペ経験を持ち、インプラントのみならず外科領域に関して幅広い知識と経験を有しております。

日本口腔外科学会のHPはこちら>>

当院のオペ症例①自家骨を使用した骨造成によるインプラント症例

※この症例は、院長である阿部正人が執刀し、インプラントの臨床本である「インプラントYEAR BOOK 2004、2005年合併号」に掲載された症例です。

歯科インプラント

▲前歯が1本欠損しています。レントゲン写真からわずかに骨が吸収してしまっているのが確認できます。

  • 歯科インプラント▲歯ぐきを切開して骨の厚みを確認したところ、唇側方向への水平的骨吸収を確認しました。

  • 歯科インプラント▲インプラント体を埋入しますが、やはり唇側の骨が吸収により足らず一部インプラント体の露出を確認。

歯科インプラント

▲インプラント埋入穴形成時に採取した自家骨(ご自身の顎の骨の削り片)を使用し、骨造成処置を行いました。

歯科インプラント

▲治療後の口腔内写真とレントゲンです。骨の定着を認め、予後も安定しています。

当院のオペ症例②インプラントを利用し部分矯正を施行した症例

※この症例は、院長である阿部正人が執刀し、インプラントの臨床本である「インプラントYEAR BOOK 2008年号」に掲載された症例です。

インプラント矯正

▲初診時の口腔内写真とレントゲンです。6番目の歯が欠損しており、5番目と7番目の歯を使い、ブリッジを形成していますが、5番目の歯に2次的な虫歯および根尖病巣の疑いが確認できます。

インプラント矯正

▲ブリッジを除去したところ、虫歯が進んでおり、歯ぐきより下の部分にしか歯が残っていませんでした。さらに根っこが斜めに生えているために、このまま被せ物をしても咬合力を均一に加わえることができないこの状態では、いずれにせよ被せ物の適合を確保できませんから、抜歯となるのが一般的だと思います。しかし、なんとか歯を残したいとの希望でしたので、患者さんにインプラントを使用したエクストリュージョン法と、部分矯正法を提案しました。

インプラント矯正

▲まず、インプラントを6番目に埋入し、4番目の歯と6番目のインプラントを利用して5番目の根っこを歯ぐきより上まで引っ張り上げます(エクストリュージョン法)。さらに斜めに生えていた根をスプリングの力で引き起こす(部分矯正)ことで、抜歯を回避する方法をご提案しました。

インプラント矯正

▲治療後の写真とレントゲンです。斜め方向に生えていた根っこは真っ直ぐ立ち、さらに治療前より上へ移動しているのがわかります。当院では、安易に抜歯にせず、できるだけ歯を抜かない治療をオススメしております。

②CT画像解析による精密な診査・診断

CTインプラント

CTと呼ばれる装置を使うと、3次元で立体的に患部を把握できます。歯科治療だけでなく総合病院で多くの病気に活用されている装置です。

当院では歯科用CTを導入し、通常のレントゲンでは把握できない情報を得ることができるようにしています。インプラント治療を安全に進めていくためには、正確な情報を得ることが欠かせません。

歯ぐきに隠れた部分を視覚化できるかどうかは、インプラント治療のように組織の奥深い部分に治療を行う場合、成功率を左右する大切な要素です。目に見えない部分が視覚化されると、具体的にどのようなことが可能になるのでしょうか。

CTインプラントと安全性の関係

CTを使うと、レントゲンではわからなかった骨の質や厚みが把握できます。その結果、適切な箇所にインプラントを挿入することが可能になります。また、神経や血管の位置もはっきりと認識できるので、その部分を避けて安全にオペを行うことができるのです。

レントゲンだけで治療を行っていた時代は、神経や血管を正確に避けることができず、医療事故につながるということがありました。しかし、こうした情報を事前に把握できれば、使用するインプラントの太さや本数、種類も選択しやすくなります。挿入する角度や位置も正確に計算でき、安全性の高い手術が可能になるのです。

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③インプラント治療に適したオペ室完備

インプラントに適したオペ室完備

インプラントを安全に行うには優れた衛生環境が必須です。当院では、ホコリやアレルギー物質、有害科学物質等を除去する強力な空調管理システムを完備した完全個室のインプラントオペ室をご用意しております。オペ中の院内感染を防止するとともに、執刀医がインプラントオペに集中できる環境にて安全にインプラント治療を行います。

④インプラント治療のリスク説明

インプラント治療のリスク説明

インプラントは、あごの骨に土台となる器具を埋め込む治療法です。ですから骨の状態が悪くなると器具が取れてしまいます。骨をいつまでも正常に保つには歯周病に関する知識と予防意識を向上させることが重要です。しかし歯周病の管理はとてもむずかしいものです。これが上手く行かなくて短期間で歯周病にかかり、インプラントが脱落するというケースもあります。

インプラントは埋めたら終わりという治療ではありません。その後どのようなメンテナンスが必要になるのか、怠るとどうなるのかをしっかりと理解していただく必要があります。

インプラント治療を受診する際のリスク(注意点等)※一例です。

・インプラント体を埋入する手術の際に、神経や血管を損傷するリスクがございます。

・骨の状態によっては、インプラント体としっかり結合しない場合がございます。など。

⑤納得した上での治療スタート

納得した上での治療スタート

インプラントは素晴らしい治療技術ですが、負担の多い治療でもあります。だからこそ、事前に十分に納得していただいた上で治療を開始しなければなりません。そのために、インプラントのオペだけでなく、口腔ケア全体を通してのリスク説明を最初にさせていただきます。

インプラント治療の流れ

  • ①カウンセリングにて治療計画の説明を行う

    レントゲンや口腔内検査を行い、治療計画や費用などについてご案内致します。インプラントの本数や箇所などについてご説明をさせて頂き、患者様のご意向を反映した形で治療の計画を立てていきます。

  • ②CTなどの精密検査を行う

    レントゲンだけでは歯の状態をしっかりと把握することが難しいため、歯科用のCTを使用して手術に必要な情報を集めていきます。CTを使用して3次元的に状態の把握を行うことにより、手術のシミュレーションもより綿密に行っていくことが可能となり、計画も詳細まで立てることができます。

  • ③手術前に虫歯や歯周病の治療を行う

    手術を行う前にお口の中の状態を確認し、必要に応じて虫歯や歯周病の治療を行っていきます。インプラントは外科的手術となりますので、お口の中の状態は可能な限り健康的にしておく必要があります。

 
  • ④インプラント体を埋め込む

    麻酔を施し骨にインプラント体を埋め込んでいきます。シミュレーションにて長さや太さを確認しているので、スムーズに埋め込めるようになっています。骨へ埋め込む際には十分な骨の厚みが必要ですが、厚みが足りない場合には骨移植手術やサイナスリフト手術などにて対応します。

  • ⑤人工歯の装着

    インプラント体と骨の結合が確認できたら、人工歯を装着するための支台(アパッチメント)を装着し、型取りを行っていきます。この型取りにより人工歯を作成し、支台に取り付けます。その後、見た目や装着感に違和感があれば補修し、より理想に近い歯の形成を行っていきます。

  • ⑥定期的なメンテナンス

    インプラントは定期的なメンテナンスが必要です。インプラントの歯周病であるインプラント周囲炎は自覚症状がないまま進行することが多く、気づいた時には重症化していくこともありますので、定期的な検診・メンテナンスはとても重要です。また、適切にメンテナンスを行うことは、インプラントを長期的に維持させることにつながります。インプラントを装着したらそれで終了と考えるのではなく、その後のメンテナンスについてもしっかりと意識して行うことが大切です。

⑥アフターケア(インプラント体脱落の1番の原因)

アフターケア(インプラント体脱落の1番の原因)

インプラントを支えているのは、患者さまのあご骨。この骨はインプラント周囲炎などによって簡単に溶けてしまうおそれがあります。そうなると、せっかく治療した器具を取り出さなくてはならず、再び同じ部分にインプラントを使用することは極めて難しくなります。

インプラントと歯周病歯を失う原因で一番多いのは、虫歯ではなく歯周病です。国民病と言われて注意が呼びかけられているにもかかわらず、患者さまの意識が追いつかず、知らずに進行させてしまっているケースもあります。松戸デンタルクリニックでは、歯周病の恐ろしさを伝え、患者さまがご自身で歯周病から歯を守ることができるようにサポートいたします。(歯周病治療についてはこちら>>

インプラント治療についてよくある質問

インプラント治療は痛みを伴いますか?

インプラント治療の際は、事前に局所麻酔を行います。そのため、インプラント埋入時に痛みを感じることはほとんどありません。手術後も鎮痛剤を処方しますので、麻酔の効き目が切れても痛みを緩和することが可能です。

インプラントは金属アレルギーのリスクがありますか?

インプラントに使用されている純チタンは、金属イオンが溶け出さないため、金属アレルギーになる可能性は低いと言えます。※事前のアレルギー検査でチタンアレルギーが確認できた場合には、チタン製のインプラントを使用することができません。

インプラント埋入後のお手入れは簡単でしょうか?

人工歯と同じように、毎日しっかりと歯磨きをしていただき、歯科医院にて定期的にメンテナンスを受ける必要があります。インプラントを健康的な状態で長持ちしていただくため、セルフケアと定期メンテナンスを忘れずに受けましょう。

インプラント手術をしてもMRI検査を受けられますか?

MRI検査は磁気を当てて診断します。インプラントで用いられるチタンは磁気に反応しないため、MRI検査を受けることが可能です。しかし、磁石を使用した入れ歯などをご使用の際は、検査画像が乱れる可能性があります。
※MRI検査を受ける際は、事前にインプラントであることを担当の医師に伝えましょう。

インプラント治療費

※下記すべて税込となります。治療期間、回数はあくまで目安となります。

(目安治療期間:3~12ヶ月 治療回数:2~6回)

名称 イメージ 特性 料金(税込)
インプラント インプラント 人工的に作られたチタン製の歯根です。失われた歯の代わりにかぶせ物を支える役目を果たします。 基本手術料
¥220,000/本

上部構造+アバットメント
¥220,000/本

骨造成
¥71,500~¥220,000

調布市でインプラント治療をお考えの方へ

調布市でインプラント治療

仙川デンタルケアでは、事前の診断・検査をはじめ、リスクやトラブルの軽減にこだわった精密なインプラント治療を心がけております。調布市でインプラント治療をお考えの方はぜひ、お気軽にご相談ください。